免疫物質

免疫細胞のほかにも免疫システムに深く関わりのある物質があります。

まず初めに免疫細胞同士が連絡を取り合う信号にあたる物質・サイトカイン。
マクロファージやT細胞、B細胞などが抗原により刺激を受けてだす物質で、
たんぱく質ですが抗体ではありません。
サイトカインはサイト(細胞)が生成するカイン(作動因子)という意味の造語です。

免疫細胞が生成するサイトカインには、リンパ球由来のリンフォカイン、マクロファージ由来のモノカイン、
白血球由来のインターロイキン類など分かれて呼ばれることもありますが、
最近では免疫細胞のみでなく上皮細胞や線維芽細胞などの様々な細胞から生まれることがわかり、
総称してサイトカインと呼ぶのが一般的なようです。

次に補体と呼ばれるもの。
20種類のたんぱく質から構成され、第1成分(C1)から第9成分(C9)に分類されています。
いつもは何もせず血液中を漂っている補体ですが、細菌などの異物の侵入で刺激されると、
異物を食べやすくするよう助けたり、活性物質を放出して貪食細胞を呼び寄せたり、細菌を溶かしたり、様々な働きをします。
抗体の働きを助けることから補体と呼ばれています。

そして抗体と呼ばれるものです。
抗体は、自分ではない異物が体内に入り込んだとき、反応し身体から追い出すためにできる対抗物質です。
ヘルパーT細胞が指令を出しB細胞がつくる免疫グロブリンという物質のことを指します。
体内に入り込んだ自分ではない物質が、初対面の場合は製造に時間がかかりますが、
以前にもであったことのある異物の場合は素早くたくさん作ることができます。

攻撃するものに「これは自分以外のものですよ」と教えるレーダーのような役割を果たします。
また異物を分解することはできませんが、取りついて除去したり、無害化したりすることはできます。
またこの異物を抗原と呼び、体内に入り込んだ異物が抗原と認識されて抗体が生成されることを抗原抗体反応といいます。

抗原と抗体は対になって使われることが多い言葉です。
こちらの青汁で免疫細胞を活性化というサイトもぜひ、参考になさってみてください。